寒い夜、たぬき豆腐であったまる

春の陽気の週末だったのに、急に寒くなった。

夜が明けてからお昼に向かってどんどん気温が下がり、午後になったら冷たいたい雨が雪に変わるってどういうこと？

日頃の行いが悪いせいか、こういう日に限って出かける用事があるんだな。

久しぶりに歩いた街のガード下の天ぷら屋の前に「ご自由にお持ち帰りください」と書かれてポリ袋に入れられた揚げ玉が置かれていた。

2、3歩通り過ぎて、あれ？と思って後戻り。

3袋残っていた中から、ありがたく1袋いただく。

今夜はたぬきそばかうどんかな？って思ったんだけど、帰りの電車の中でたぬき豆腐（たぬき湯豆腐か？）を思い出した。

たしか平松さんの本でみかけたような…。

ネット検索するとレシピがいろいろ出てくる。

豆腐を丸ごと加えて煮たら、揚げ玉をたっぷりというのが共通レシピらしい。

出汁に酒、みりん、醤油を入れて調味し、豆腐をどぼんと入れたら冷蔵庫にあったしめじをプラス。

豆腐があったまったところで、揚げ玉をひと袋加え、青ネギもたっぷりとのせた。

糖質とか脂質とかこのさい考えないのよ。

豆腐を崩すように汁ごと掬い取ってみたらこんな感じ。

天ぷら屋の揚げ玉には、エビのひげかな？紅生姜のかけらかな？なんてのも入っていて、おつゆを含むとコクがあって美味しい。