鮮魚売り場で骨切り済みの鱧(生)を発見、頭と骨もついている。2/1尾くらいの身で800円ちょっと。1尾分だと1400円弱なのでこっちの方がお得かな?と悩んだ結果、一人鍋だしね…と小さい方のパックを購入。
98円の水菜と85円のえのきも買って帰り、ウチにあったねぎ、豆腐と一緒に盛り合わせた。
鱧は適当にぶつぶつと切ってある。
鱧の頭を縦に割り(久しぶりに出刃を使った)、骨はぶつ切り。塩をして焼いてから、昆布と一緒に鍋に入れて出汁をとった。
写真は出汁を卓上用の鍋に移して、鱧をしゃぶしゃぶしているところ。
鱧と野菜は一緒に入れず、鱧だけ10数秒しゃぶしゃぶ。
2切れしか入れていないのでよく見えないけど、赤い丸のあたりにハモ君がいる。
鱧を食べたら、他の具材を入れて食べ、また鱧を入れ…を繰り返す。
さっと火を通したハモはふわふわで旨みたっぷり。
写真はポン酢なんだけど、鱧に添付していたさらさらの梅だれがとても美味しかった。
若い頃、夏の京都のカウンターで大人ぶって食べた鱧のおとしは、美味しいといえば美味しいけど、特に好きだとは思わなかった。京都に来たらこれを食べるもんだと思っていたのね。
冷たい白身の魚はもっと締まった感じで、梅肉の味ばかり主張しているように感じた。
しゃぶしゃぶした熱々ふわふわの鱧を知ってから、鱧が好きなった気がする。
鱧のお出汁がすっごく美味しいので、雑炊にして全ていただく。
ぱんぱんのお腹をさすりながら、鱧の量はこれでちょうどいいけど、大きい方のパックを買って、残りを天ぷらにしても良かったんじゃないの?と、ちと後悔した。