カテゴリ: おいしい本
2018/8/31 金曜日
ウズタマ〜サッポロ一番塩ラーメン最強?!
面白いと勧められたウズタマを読んでいたら、無性にサッポロ一番塩ラーメンが食べたくなった。

冷蔵庫にある野菜を炒めてインスタントラーメンにのっけるだけ…なんだけど、なんとなく小説のレシピに近づけたくて、もやしとピーマンを買いに行った。
炒めたのは、もやし、ピーマン、キャベツ、にんじん、青梗菜、ハム。
青梗菜は冷蔵庫に1株残っていたので、小説のレシピにはないだろうけど、入れちゃった。
塩ラーメンにのせるので味付けは塩よね。最近お気に入りのハウスのにんにく塩を使った。
仕上げにうずらの卵をのせる。
ここがポイント。
小説では1個だけのせるんだけど、欲張りたんぽぽは3つのっけちゃった。
野菜嫌いのぼーやに、頑張って野菜を食べたら、大好きなうずらの卵を食べていいよ!と1個のっけるというのがこの小説のキモだ。
電車の中じゃなくて、家で読んでてよかったよ!と思うくらい、泣いた。

2017/11/27 月曜日
鮭のやきそばナポリタン
あてなよる 大原千鶴の簡単・絶品おつまみ帖を楽しく、興味深く読んだ。
BSで放送されていたあてなよるは、不定期な放送でついつい見逃しちゃうのよね。

さっそく、鮭のやきそばナポリタンを作ってみた。
ケチャップをまぶしてしまうと一見パスタのように見えるけど、やきそば。
麺の固さと縮れ方が焼きそばを主張している。
作っていて思ったんだけど、焼きそば使うと麺を茹でなくてもいいのよね。
お鍋にお湯が沸くのを待たずしてすぐ作れる!って、飲んだ後の〆には最適じゃん!
諸々の事情のため、飲んだ後の〆はなるべく控えよう!と思っていることも忘れ感心した。
大原さんレシピは生鮭を使っていた。
私は先日購入した特売の生鮭に塩こうじをまぶしておいたので、それを使用した。
鮭の下拵え、骨と皮を取り除いて…のところで、いつも迷う。
取り除いた皮、どうしよう?
鮭の皮はとっても美味しいんだよね。
結局フライパンで焼いて、パクリと食べた。
塩麹がしみていて塩加減もバッチリ。
アスタキサンチンが注目される鮭だけど、皮にはコラーゲンがたっぷりだとか。
まあ、美味しいから食べちゃうんだけどね。

2017/7/30 日曜日
ブルーチーズといちごジャムのトースト
先日もブログに書いたけどあじフライを有楽町で が面白い。
平松さんが紹介してくださる料理は「えっ?それは思いつかなかったなぁ…」というものが多い気がする。

今度試してみたのは、ブルーチーズのトーストにいちごジャムをのっけたもの。
平松さんはゴルゴンゾーラをお使いだけど、私はウチの冷蔵庫にあったキャステロブルーを使用。
だって安売りしてたんだもの、
キャステロブルーはブルーチーズ特有の匂いはあるけれど、ゴルゴンゾーラよりもおとなしめな感じかな。
ブルーチーズをちょんちょんと置いてトーストしたら、いちごジャムをのせるだけ。
平松さんは「とろりんとした塩気と甘さはあとを引いて危険…」と書かれている。あまじょっぱい味ってのは、心を引きつけるなぁ。
反省点、ちょこっと焼きすぎたかな。ジャムはもう少し減らしてもいいかも?

2017/4/11 火曜日
本日の肴…砂肝とネギの和え物〜山椒風味
引き続きよりみち酒場 灯火亭から1品。

同期が抜擢されて昇進、次は自分か?と思ったら同期入社で共働きの妻が昇進の候補に挙がっている…割り切れない気持ちで、灯火亭ののれんをくぐったサラリーマンに出された突き出しがこれ。
店主は料理を説明したりはしないんだけど、客は外食産業のサラリーマンなので、調味料や作り方を想像する。
「この料理のポイントはネギと山椒の香りだ!」
フライパンにサラダ油を入れ、粒山椒を弱火でゆっくりと炒めて香りを引き出す。
粒山椒を取り出し、ボウルに入れた小口切りのネギに熱い油をかけて混ぜ、ネギの香りを引き出す。茹でて、薄切りにした砂肝と青唐辛子を混ぜて出来上がり…ん?味付けは?と悩んで、醤油少々を垂らした。
小説はレシピ本ではないので、時々こんな風にあれ?って思うこともあるけど、それもご愛嬌!と楽しんでいる。
よく冷えたビールと一緒にこんな突き出しが出てくれば、私だってそんなお店を気に入っちゃうよ(笑)
青唐辛子は見かけたときに買って、冷凍してある。
1本取り出して凍ったまま刻んで使っている(簡単に薄切りにできる)
まとめて使うものではないんだけど、1本あるとお味の効果は大。

2017/4/9 日曜日
超簡単ばか旨!新玉ねぎレンジ蒸し
最近は食堂・酒場などを題材にした小説が多い。こんなにたくさんあると飽きちゃうよね…なんて思いながらもついつい読んじゃうんだなぁ。
よりみち酒場 灯火亭は、その中でも当たり!のほうだと想う。

灯火亭のあるのは三軒茶屋あたりだろうか?
もと自衛隊員の女装の店主のお店だっていうと、かなりキワモノ的だけど、まっとうなお料理と美味しいお酒で気持ち良く呑めるお店らしい。
今日作ったのは、灯火亭にふらりと訪れた料理人が、家での飲むときの肴を聞かれて教えてくれたもの。
本格的なプロの料理人が家で飲むときの簡単な肴!という設定がいい。
さっそく試さなきゃ。
新玉ねぎを6個のくし型に切り、耐熱容器に入れて、ふわりとラップをしたら、オリーブオイルと塩を振ってレンジで6分加熱。
私は600wで加熱した。
ポン酢をかけて、鰹節を振りかけて出来上り。
笑っちゃうくらい簡単なのに、めちゃくちゃ美味しくてびっくり。
私が大好きな新玉ねぎがさらにさらに美味しくなっていた。
玉ねぎがすっごく甘くて、いい食感。
ちょっとずつつまみながら飲む!ができなくてバクバクと一挙に食べちゃった。
熱いままも美味しいが、冷やしても美味しいそうなので、また新玉ねぎを買って来なくっちゃ。

2017/3/15 水曜日
情熱のナポリタン
先日も書いたけど情熱のナポリタンがとても楽しくて、美味しそうだった。
で、さっそく情熱のナポリタンに挑戦してみた^^

小説に登場したレシピを完全に再現ってわけにもいかなくて、空開さんはチョリソを使っていたけれど、私は冷凍庫に凍っていた普通のソーセージを使用。
玉ねぎとピーマンは同じだけど、まてよ、私が知っている昭和のナポリタンにはマッシュルーム(缶詰)が使われていたよね〜?と思ったので、しめじもプラスしてみた。
具材を炒め、塩コショウを振る。予め混ぜておいたケチャップ、ウスターソース、かんずりををドバッと加えて混ぜる。
スパゲッティを加えてよく混ぜたら、タバスコがないので、代わりにこーれぐーすを振って混ぜた。
お皿に薄焼き玉子を置き、その上にナポリタンを乗せた。
赤と黄色が鮮やかに情熱を感じさせるはず…だったんだけど、私の卵焼きは小さ過ぎた。
もう一回り大きいフライパンを使うべきだったかな?
アルデンテなんて知らないね!な昭和っぽい味なので、本に従ってしっかり茹でたパスタを水洗いしてからしばらく寝かせた。
膨れた麺のナポリタンは青春時代を彷彿とさせるし、ピリ辛味は情熱を感じさせる。でもね、おばさんになったたんぽぽにはちと重い。
100gの麺を持て余して胸焼けしそうだ。
小説の中の若者は、茹でてあった麺を2つ使った大盛りのナポリタンをかきこんでいる。
こういうの見ると、学食のおばちゃんになりたくなっちゃう。

2017/3/13 月曜日
沢庵入りのお好み焼き〜遠州焼きを作ってみた
BAR追分の3作目情熱のナポリタンを楽しく読んだ、家族の機微や小さな子供の愛らしさに電車の中でうるっとしそうになってしまった…ことは置いといて
今回も料理がとっても美味しそうだ。

表題作の情熱のナポリタンも是非試したいんだけど、赤エビのパスタを食べたばっかりだしね、まずはこれ、遠州焼きを作ってみた。
刻んだ沢庵と紅生姜の入ったお好み焼きだそうな。
紅生姜は納得できるとして、お好み焼きに沢庵ってのはどーよ?とネットで検索。
便利な時代ですね、いろいろな遠州焼きレシピを発見。
キャベツを入れるものなどのバリエーションがあったんだけど、静岡のおじいちゃんが作る、具は沢庵と紅生姜とねぎだけのシンプルバージョンに挑戦。
薄めに焼いてソースをぬりのばし、二つに折ってお皿にのせた。
オカカと青のりをかけてできあがり。
細かく刻んだ沢庵の食感が面白い。
「戦後の何もない時代になんとかしてお腹がふくれて、元気がでるようにって工夫したのが発祥…」っていうのが頷ける。
なんでも豪華にあれこれもっててんこ盛りにすればいいってもんじゃないよ。
長いあいだ、みんなに愛されてきたシンプルな味は完成度が高い。
こういう料理、日本中にあるんだろうなぁ。

2017/2/17 金曜日
じゃがいもと玉ねぎのお味噌汁
鴨川食堂おまかせを楽しく読んだ。
シリーズ4作目、安定のマンネリ化が心地よい。

信州出身者が探して欲しいと依頼するのは、じゃがいもと玉ねぎのお味噌汁。
母も、よく作ってくれたっけ。
朝起きたらそこに、炊きたてご飯とお味噌汁があるのが当たり前だと思っていた。
焼き魚とかハムエッグ、納豆といったおかず、生野菜、漬物があったんだけど、特になんともおもわずにテキトーに食べて学校に行く。
ちょこっと口をつけるだけの日もあって「ちゃんとお味噌汁飲みなさい!」なんて叱られることもしょっ中だった。
「味噌汁の具が毎日違ったってことは覚えていても、具体的に何が入っていたのかはさっぱり。いつも急いで食べていたので、残すのが常だった…」という登場人物と同じね。
こういうのがありがたいんだとわかったのは、親元を離れてからで、熱々お味噌汁がメインディッシュで白いご飯があれば満足できるくらいだ。
鴨川食堂が探し出したお味噌汁には牛乳が少量入っている。
私は豆乳を加えてみた。
丸く優しい味になる。

:: 次 >>