カテゴリ: 岡谷文雄さん
2008/3/29 土曜日
ホタルイカと空豆の冷製パスタ
午前中から魚屋にでかけて、ホタルイカと目が合った。
頭にうかんだメニューは、春になると、毎年しつこく登場するホタルイカと空豆の冷製パスタ。八百屋に寄って、そら豆を買って帰ろう。
ホタルイカの目と骨を取り除いておく。
半量のホタルイカはワタをだしオリーブオイルとバルサミコ、塩、コショウと和えておく。
パスタを茹でて水に取ったら、しっかり水を切り、ソース、ホタルイカ、そら豆(茹でてさましておく)、プチトマト(1/4に切っておく)、イタリアンパセリと和えてできあがり。
今日使ったパスタは、カッペリーニ。
冷製にするときは、茹で時間を5割増にし、水に晒してザルに取ったら、ペーパータオルでしっかり水をふきとること!!というのは、フェリチタの岡谷さんの受け売り。
今日のホタルイカはボイルだったけど、生で作るといっそう美味しい。
ホタルイカと空豆の冷製パスタのレシピはこちら

ホタルイカと空豆の冷製パスタを食べたら、ご近所の緑道を散歩するのも、毎年の定例行事になっている。
朝のTVでは東京の桜は満開!っていってたけど、まだつぼみも目につく。
ヒンヤリしているからだろうか?

春になったぞ、桜!桜!って浮かれながら、上を見上げて歩いてばかりだと、足元の春を見落とすね。上下左右、四方八方をキョロキョロしながら歩いていると、挙動不審の怪しい女に見えるかも?
桜の根元に張り付くように咲いているチビたんぽぽを発見!
「負けるな、たんぽぽ!」

2007/8/26 日曜日
平目のカボスワイン〆、水ナスとベーコンのサラダ
本日の肴は平目のカボスワイン〆、水ナスとベーコンのサラダ。
白身魚のサク(刺身用)を買ったら、当日は刺身かカルパッチョで食べ、翌日か翌々日はワイン〆で食べる…ってのがお約束になっている。フェリチタの岡谷シェフに教えていただいたのは柚子ワイン〆だったけど、夏っぽくカボスを使ってみた。
合わせた野菜は茗荷、大葉、蕪の葉っぱ。
水ナスとベーコンのサラダも夏の定番サラダ。
コロコロに切ったベーコンは炒めてから冷ましておく。
水ナスは皮を剥いてコロコロに切り水に晒してからよく水気を切り、ゴマ油で和えておく。
ベーコンと茄子を和えて器に盛り、プチトマトを散らし、たれをまわしかける。
たれの材料は醤油、酢、芥子。醤油と酢は同量、芥子はしっかり多め。
料理の講座で習ったときは水ナスを縦半分に割ってくりぬき、皮を器にしてサラダを盛りつける…というおしゃれなパーティー料理だった。たんぽぽ食堂の定番料理となってからは皮はピーラーで剥いてしまう…というカジュアルスタイルに変わった。
こんな肴を並べて今夜は白ワイン。
友人から「大人の晩酌再開ですね…」とメールをもらった。
どんなのが大人の晩酌かな?と考えて気がついた。
「子供は晩酌しないじゃん!!」

2007/6/30 土曜日
砂肝とじゃがいものフリット
「砂肝とじゃがいものフリット」は何年か前にブームだったが、ここしばらく作るのを忘れていた。フェリチタの岡谷さんに教えて頂いた料理だ。
スジを取った砂肝に、塩・コショウ・ローズマリー(みじん切り)・にんにく(みじん切り)・赤ワインを揉み込んで下味をつけたら、片栗粉をまぶして揚げる。簡単だけれど「へ〜砂肝ってこんなに美味しかったんだ」って再認識する。ローズマリーは偉い!
例によって、岡谷さんの繊細で美しい1皿は、たんぽぽスタイルのお惣菜風になってしまっている。
白インゲンのピュレをお皿にのせ、千切りポテト(私のは拍子切り)のフリット、砂肝と重ねて最後に白トリュフのオイルをふるのがフェリチタ風。面倒くさがってピュレなんて作らないし、トリュフのオイルも省略。
講座を受けたばかりはテンションが上がっていて、1瓶買い求めたが(高かった)、基本的な知識がないので使い道がなかなかない。おっちょこちょいなので、瓶をひっくり返し台所中に強烈な匂いが充満した…。それに懲りてから、私のフリットはトリュフオイルなし!だけど、私のレベルでは充分美味しい。
<--今日のお昼は冷やし中華でした-->
タレ・ふりかけがついていない、そっけない袋入の生麺が好き。
その日の気分で醤油、酢、ゴマ油などでタレを作る。
今日は頂き物の沖縄ラー油(うこん入)も混ぜてみた。
窓を開け放ち、冷房なしで、汗かきながら食べるのが正しい夏のお昼だ!!

2007/3/21 水曜日
グリルした筍とドライトマトのパスタ&焼白菜のサラダ
近所の八百屋さんは、春になると茹でた筍をポリバケツに入れて店の前におく。旬の筍が手軽に食べられるのがうれしくて、シーズン中は何度となく筍を買いに行く。今週、出勤途中に八百屋の店先に筍のポリバケツを見つけたときは、筍を買って1度家に戻ろうか?と思ったが、やっとのことで思いとどまった。
本日、春分の日、午前中から買物にでかけ筍を買って帰る。
ふふふふ…今日のお昼は、グリルした筍とドライトマトのパスタだぞ。
フェリチタの岡谷シェフに教えていただいたレシピだったが、春が来る度に繰り返し作って、繊細さのない1皿になった。(これも、毎度のことです。)
茹でた筍は適当にスライスして、グリルしておく。いつものアーリオ・オーリオを作り、アンチョビ、オイル漬のドライトマト、筍を入れ、水を少量加えて乳化させる。茹で上がったパスタを絡めてできあがり。
筍をグリルすると、水分が飛んで味と風味が濃くなる気がする。
う〜ん、春の味。今年も食べられてよかった♪
けさのはなまるで、キャベツを使った料理コンテストを見た。焼キャベツのサラダが美味しそうだったので、冷蔵庫に残っていた白菜を使って、試作。
おろしにんにくとオリーブオイルをまぶした白菜をグリルする。キャベツサラダはレモンを絞っていたが、白菜はちょっと和風な感じがしたので、ポン酢と塩一つまみで調味。
グリルパンでは筍を焼いていたので、白菜はオーブンレンジのグリル機能を使って焼いた。ちょっと焦げて、ちょっとしんなりした白菜はとっても甘い、ふ〜ん、こんな食感の白菜もありね。

2006/9/16 土曜日
脂の乗った鯖と秋刀魚を薫製に!
今夜の肴は、鯖と秋刀魚の薫製。
塩をした鯖にクルミを挟んで薫製にするのは、この春草喰なかひがし で覚えた味。
薫製はハードルが高いように思えるが、草菜根—そしてご飯で、ごちそうさんを参考に作ってみたら、けっこう簡単。
中華鍋にアルミホイルをひいてチップを熱し、モチ網にのせた鯖をさっと燻すだけ。絶品スモークが出来上がる。クルミがいいアクセントになっていて旨い!
どうせ、薫製をするならついでに…と秋刀魚の瞬間薫製も作る。これはフェリチタの岡谷さんに教えていただいたもの。
秋刀魚には塩をせず、さっとソテーしたものを1分未満薫製にする。こちらはバルサミコを使ったソースをかけて、野菜と一緒に食べるサラダ仕立て。今夜は水菜、茗荷、レッドオニオンと合わせた。
私の好みでは、鯖とタマネギのスライスはすっごく合う。


2006/7/23 日曜日
スズキのソテー&焼きナスの冷製トマトエシャロットソース
今夜の肴はスズキのソテー、セージバターソース。
スズキをソテーして皿に取ったら、フライパンを一拭きし、みじん切りのニンニクをバターで炒め、セージを入れてジュッとしたところをスズキにかけて出来上がり。バターで熱せられてセージはグーンと美味しくなる。
もう1品は、焼きナスの冷製、トマトエシャロットソース。
フェリチタの岡谷シェフに教えていただいたメニュー。
湯剥きしたトマトを横2つに切り、種を出したら切り口を下にしてザルにしばらく伏せておく。トマトを刻み、みじん切りにしたエシャロットとケッパーと混ぜレモン汁で味を調える。冷やしておいた焼きナスにトマトエシャロットソースを添えてできあがり。岡谷シェフのレシピにはクレソンを添える…とあるのだけれど今夜は省略。
どちらも白ワインにあう味。トマトエシャロットソースをスズキのソテーにのせて食べても美味しい。
「焼きナス」というと思い出すエピソードが1つ。
何年も前、中野の飲み屋のカウンターで友人Iと焼きナスを食べていた。
「焼きナスってオーブントースターで作れるんだって?」と友人I。
「うん、私もオーブントースター使ってるよ。」と私。
「ええ!私ね、試してみたけどうまくできなかったの。」
「なんでだろう、皮が真っ黒になるくらいまで焼いたらオーブントースターから出して皮むくでしょ…」
「えっ、皮剥かないで焼くの?」
「ええ〜っ????」
こんなに経ってから、この話を蒸し返してネタにしているのを知ったら、彼女怒るだろうなぁ。

2006/4/27 木曜日
気楽にワイン
仕事帰りのスーパーで、石川芋を見つけた。鯵の刺身は半額になっている…メニューは決まった!フェリチタの岡谷さんに教えていただいた、鯵と石川芋のサラダ仕立て。
忘れずに、生姜、春菊、レモンも買って帰る。
ワインに塩とレモン汁を加え、鯵を漬けておく。石川芋は蒸して四つ割りにして冷ます。千切った春菊の葉っぱと針生姜とレモン汁オリーブオイルとワシワシ合えて出来上がり。白ワインが進む味。
フェリチタの岡谷さんの講座は何度か受講している。前菜、パスタ、メイン料理、デザートと、丁寧に教えてくださる。
それなのに私が再現を試みるのは、もっぱら前菜、よくてもパスタ止まり。それだって岡谷さんの繊細さが消えて、味も盛りつけも「お惣菜化」してしまっている。
以前、ハーブスタイル窓辺で育てる魔法の草たちを愛読している…と書いたが同じ著者の勝手ワイン
も重宝している。「難しいこと抜きで美味しく楽しくワインを飲もう!」という姿勢が大好きだ。
素敵な女性に出会った時、抱きしめたくなったり、キスしたくなったりするのに、それを押さえて「彼女の左目のしわが素敵だ」とか「その下にあるかすかに鳶色のほくろが最高だ!」なんていうのは結構大変なことで、ワインだって分析なんてしないで「よくわからないけど、美味しい」と謙虚に楽しんだほうがずっと楽しい…という姿勢に諸手をあげて賛成だ。
巻末には、お手頃価格の美味しいワインが紹介されている。
「世界中で愛されている、価格の割にはきちんと作られた本格ワイン」という、ジェイコブス・クリークが今夜のワイン。リースリングは、ひと味違った大人っぽい味…だそうだ。
「よくわからないけど、美味しい!!!」

2006/4/16 日曜日
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