カテゴリ: 旅
2016/12/4 日曜日
京都旅行(2日目)〜後半
修学院離宮の近くにある曼殊院を見学。

曼殊院を勝手にまんじゅいんと読んでいたんだけど、正しくは「まんしゅいん」と読むのだそう。
知らないことは多いなぁ。
曼殊院の中は写真撮影禁止なので、外からの写真のみ。

曼殊院の中は、広い台所など…なかなか面白くて、撮影できなかったのはちと残念。
堂々とカメラを出して撮影三昧の方もいたりしたので、禁止するならしっかり禁止してほしいなぁ…なんて心の狭いことを考えたりした。

曼殊院の近所の紅葉。

下鴨神社へ。

下鴨神社は京都を舞台にしたいろいろな小説に登場する。
深夜の「レナウン娘踊り」を思い出したり

糺ノ森に住むたぬき一家に思いを馳せたり

古本市を歩く大学生を想像したりする。

寒桜が咲いているのを発見。

2日目の飲食は
出町柳のお蕎麦やさん、響で

特製盛りそばを食べた。
先日「関西ではそばの茹で湯を飲まない」論争?があったようだけど、このお店では美味しいそば湯を出していただいて、満足♪

みたらしだんご発祥の茶店で買った、みたらしだんごを頬張る。

新幹線の中で食べた手まり寿司。
小さなお寿司が食べやすいかな?と思って買ったんだけど、真ん中の卵焼きや煮物のクオリティが高くて、満足。
みなさん、お疲れ様でした。
楽しい旅行をありがとう。

京都旅行(2日目)〜前半
京都旅行2日目。

町屋を出発。
ここに連泊してみたいなぁ。

町屋の屋根の置物が可愛くて調べてみた。
鐘馗さんというのだそうだ。こういう小さなところに文化を感じるんだな。
ユズさんは鴨川ホルモーを思い出すという。
そう言われるとそうとしか見えなくなって、鐘馗さん(そのときは名前を知らなかったけど…)がわらわらと現れてそこら変を飛び回っているような気がする。
先日読んだぐるぐる問答で、森見氏もおっしゃっていたけど、京都は突拍子もない不思議もなんだってありな街だ。(住んでいる方はそうじゃないだろうけど…)

で、今日は修学院離宮。
下離宮の御幸門は、柿葺の屋根。

板戸に施された花菱紋の透かし彫りから外を覗いてみた。

修学院離宮は遠くの山を借景にした風景も計算されたお庭だ。
美しい。

松並木は田舎道のようで、とことん手入れをされていて、雑草ひとつ生えていない。

敷地内の農地は、地元の農家の方が耕作されているそう。
田畑の風景も離宮の一部。

中離宮にて。

上離宮の御成門。

石段を登る。
ハイキングだね。

たどり着いた隣雲亭から、浴龍池を見下ろす。
ここが、修学院離宮のベストポイントだと思う。

滝(人工的につくられたもの)から流れ落ちる水が浴龍池の源流だそうだ。
人力だけで、これを作ったんだなぁ。

浴龍池に空が映って美しい。

風景も映る。

さっき池を見下ろした隣雲亭を見上げる。

紅葉越しに洛中を見下ろす。
車のない時代、ここまで登ってくるのは旅だっただろうなぁ。

雑草もなく手入れされているお庭は苔が美しい。
ぐ〜んと寄ってみると、2cmほどの可愛いキノコ君。

2016/12/3 土曜日
京都旅行(1日目の飲食)
京都旅行1日目の飲食の記録。
お昼はグリル富久屋で。

フクヤライス。
このきれいなオムライスが食べたかった。
とろとろ卵にマッシュルームとトマトがのってオムライスみたい。
甘みと酸味のバランスがとってもいい。

ビーフクリームコロッケ。
ひき肉の入ったクリームコロッケって初めて食べた。
びっくりするほど美味しい。

厚いビフカツを挟んだビフカツサンド。
京都のガイドブックにはいろいろなお店のビフカツサンドが紹介されているけれど、これはリーズナブルな価格のほうだと思う。
そして、すっごく美味しい♪

海老フライサンド。
厚みのあるエビはプリップリ。
自家製タルタルは優しく馴染む。
こういうのテイクアウトして、お家でくつろいで1杯飲めたら楽しいなぁ。

ピクルスとサラダ。
柏井壽さんは京都のガイド本を書く方だと思っていて、今までも京都旅行の度に参考にしてきた。
はっと気がつくと小説を書かれるようになられて、鴨川食堂は、ドラマになってびくり。
新作の五条路地裏ジャスミン荘の伝言板に出てきた「お花畑のようなオムライス」に憧れていたら、実際に食べられると知ってどうしても行きたくなった。
みなさん、付き合ってくれてありがとう。
夜は居酒屋の名店赤垣屋へ。

カウンターの喧騒の中で飲むのが理想だけど、今度は7人なのでお座敷を予約した。
7皿の突き出しは全て異なる。
こういうのとっても嬉しい。
これだけで、いくらでも飲めちゃうね。

赤垣屋さんの名物だというシメサバは外せません。
脂がのったサバが丁度いい漬かり具合。
私が〆鯖を作るときは、砂糖は使わないんだけど、甘みのある〆鯖も美味しい。
シロートが手を出すと加減が難しそうだなぁ。

漬物の盛り合わせ。

おでん盛り合わせ、その1。
タコのおでんが美味しい、大根の染み具合がちょうどいい。

おでん盛り合わせ、その2。

馬刺し。
溶けて常温になったところがとろけるように美味しい。
他にも、酢がきやうなぎの白焼きを頼んだんだけど、酔っ払っていたので写真がない(嘆)
ビールで乾杯の後、伏見の地酒『伏見の名誉冠』の樽酒をぬる燗で楽しんだ。

せっかくの町屋泊なので、はしごはせずに戻って、町屋で一杯。
佐々木酒造店で買ってきた聚楽第 純米吟醸。
その近くのお店で買った嵯峨豆腐と油揚げ。
お豆腐は冷奴で、油揚げは最近私がはまっているフライパン焼き。
京都の大きなおあげはフライパンで焼いているうちに油がじゅわじゅわ出てきて、カリッと美味しく焼きあがった。
満願寺シシトウをあぶってお醤油をたらして食べた。
銀杏は電子レンジ加熱した。中はヒスイ色でとっても美味しかった。
町屋に戻ってからの写真があまりないのは、お料理していたから…って言いたいとこだけど、まあ酔っ払ってめんどくさくなったからでしょうね。

そうそうこんなのも食べました。
J子ちゃん、M子ちゃん、マルネさんが百万遍のかぎや政秋で買ってきてくれた益寿糖。
ニッキが香る求肥餅、八雲餅を思い出した。

京都旅行(1日目)
昨年の新緑の京都に続いて、晩秋(初冬か?)の京都旅。
新緑の桂離宮や修学院離宮がとってもよかったので、是非色づいた離宮にも来たいよね!!と誓ったのがやっと実現。
前回の4人からメンバーが3人増えて、オバサマ世代7人の楽しい旅となった。
2つの離宮を見学するには事前予約が必要で、今回もまどかちゃん&M子ちゃんが予約を担当してくれた(感謝)
7人一緒に見学することができなくて、4人と3人に分かれることに。
たんぽぽは桂離宮見学後半組。
見学までの1時間弱をどう使おうか?と悩んで、こちらで紹介されていた渉成園(枳殻邸)に行ってみることに。

門を入って正面にこの石垣。
高石垣というのだそうだ。
いろいろな素材や形大きさの石が、組み合わされていて面白い。
ブラタモリだったら、この石垣だけで10分は盛り上がるんだろうなぁ。

京都タワーがすぐそこに見えるくらいの場所。
京都駅が近いのに広くて立派なお庭だった。
渉成園なんて、全然知らなかったよ、京都は奥が深いなぁ。

今年の紅葉は例年よりも早かったそうで、もう散ってしまった木も多いんだけど

まだ美しい木もあって、それなりに秋を堪能。

ミラーレスだと後ろがぼかせるのよ!なんて、ちょっと自慢しちゃったので、こんな写真も1枚掲載。

渉成園は、東本願寺の別邸なのだそうだ。
すぐ近くにある東本願寺を表からパチリ。

桂離宮に到着。
こちらも紅葉のピークは過ぎたみたいだけど、こんなきれいな紅葉もまだ見られる。

桂離宮は再訪なので、ちょっと目線を変えてみよう。
延段の石の並びが面白い。

松琴亭の曲り木の蛭釘(ひるくぎ)…
お茶室の準備が整ったら、ここに吊るした鐘をならして、外腰掛にいるお客様に知らせるのですって。

風のない穏やかで明るい日で、水面に映り込む景色が美しい。

紅葉の向こうの池には青い空が映っている。

水面に紅葉と空が美しく映る。

園林堂前の土橋。

正面からの園林堂。

月見台…池に面した広縁。
ここで、お月見しながらお酒が飲みたいなぁ。
(前回と同じ感想だ。)

桂駅に向かう途中の小さな公園のイチョウが立派だった。

宮川町通りの街並みを見ながらぶらぶら歩く。

洛中にある造り酒屋、佐々木酒造店(某、俳優さんのご実家)に寄って、お買い物。

山中油店をパノラマ撮影してみた。
右端の自転車がちょっと変。 拡大する

お泊まりは山中油店の町屋ゲストハウス。
町屋を居心地よくリフォームしてある。

IHコンロのある、システムキッチン。

裏庭。

みんなで、くつろぎましょう。
つづく…

2016/2/7 日曜日
小布施を散策
酒造り体験の翌日、小布施をぶらぶら歩いてみることにした。

長野電鉄で長野駅から約30分程度、おしゃべりしていたらすぐに着いちゃう。

小布施は電車で出かけて、歩き回って楽しい街だと思う。

駅から散策できる範囲の街並みが美しい。
テイストを合わせた建物が並ぶ。
美術館だけではなく、レストラン、カフェ、お土産物屋さん…みんなが心を一つにして観光のために努力している街だと思う。

お店の敷地内を通り抜けられるように、小径が美しく整備されている。

民家の軒先を縫うような道も美しい。
こんな努力もしているらしい。

信州ですからね、そりゃあ東京よりも気温は低いけど、明るく晴れて風のない気持ちのいい日だった。
雨や雪だったら街歩きは辛いな!と心配していたんだけど、お天気に恵まれてご機嫌。
私たちの日頃の行いがいいのだということにしておく^^

昨日は酒造り体験をした私たち、小布施の酒蔵桝一酒蔵の酒蔵の一部を改装して作ったレストランに伺う。

昨日の体験ではホーローのタンクを使っていたが、こんな酒樽が展示されていた。
かなり大きい。
この樽はいつ頃まで使われていたんだろう?

こんな展示も。
用の美ってやつかしら?

てくてく歩いた後なのでビール(ハートランド)で喉を洗ってから、ぐい呑の「州」と「ろく(にごりざけ)」を試してみる。
州が美味しかったので、片口で1合だしてもらう。

浸し豆(鞍掛豆(くらかけまめ))

松前漬け

牛肉重ね焼き。
この牛肉重ね焼きと豚汁がセットになっているランチメニューもあったのだけれど、お腹いっぱいがっつり食べる!よりも、ちょこちょこつまみながら、お酒を楽しみたい!というすこぶるオヤジなおばちゃん2人組には、満足度の高いお昼だった。
蔵部にはかまどがあって、そこで炊いたご飯をいただくこともできるらしい。
次回のお楽しみかな。
広いガラス窓から庭が望める(うずらやトンビを見ることができた)し、トップライトからの優しい陽射しが気持いいお店だった。
食後もあちらこちらを歩き回って、お土産を買ったり、コーヒーを飲んだりした後、長野に戻る。
駅ビルの中のお土産を見て回って、新幹線の時間まであと1時間。

蕎麦屋にでも行きますか。
長野駅前にある油やへ。
蕎麦屋に入ったら、ちょこっとした肴でまず飲みます^^
長野銘醸の姨捨政宗。
日本酒講座仲間の中にはこちらの蔵で体験をしている方々もあり。

信州で呑むならこれを食べたい、馬刺し。

舞茸のてんぷら。
鍋や汁物に入れてもいいけど、私は舞茸が1番美味しいのはてんぷらだと思っている。

信州の味三点盛り(蕗味噌・きゃら蕗・野沢菜の油炒め)
ヘヘヘヘヘ…
時間があればもう1本でも2本でもお酒を頼んじゃいますよ、でもね時間がないの。
ミニサイズのもりそばを一つずつ食べて駅へ向かう。
大々充実の2日感だった。
信州出身と言っても地元のことはよく知らないことも多い。
旅行者として訪れるのもいいいもんだ。

2016/2/6 土曜日
飯山:角口酒造店さんで酒造り体験
銀座NAGANOで学んでいる日本酒造り講座の大詰め、実際にお蔵に伺っての酒造り実体験。

伺ったのは飯山にある角口酒造店さん。

広〜い長野県の北の端っこ、お山の向こうは新潟県!の飯山市は豪雪地帯としても有名なんだけど、今年の冬は雪がとても少ないそう。
お蔵の中に入った私達が何をしたのか!というと残念ながら写真がありません。
下着以外の服を全て着替え(雑菌を持ち込まないため)、用意していただいた長靴を履いてキャップをかぶり、何かするたびに手の裏表に除菌スプレー…なんてことをしていたらカメラなんて持ち歩けない。
室(むろ)で麹を揉みほぐしたり、タンクの中に入れた掛け米(どんどん、落ちてくる)を櫂で混ぜたり…の作業をしている写真はあとから分けていただけるかもしれないが、いまのところ手元にない。届いた写真をブログにアップするかどうかは後ほど検討する予定。

写真があるのは、戸狩温泉スキー場の目の前にあるペンティクトンでお昼に食べた焼きカレー。

角口酒造店さんのお酒とデータを並べて試飲。
酒米の品種、何パーセント精米してあるかから酒造りに関するデータいろいろを拝見しながら飲み比べ…楽しい。

燗酒も楽しみました。
「プロ玉岡」が極めたお燗技術を伝授していただき、東京にもどったら私もお燗にチャレンジしようと誓う。
写真はないけど、お蔵の中を案内していただき、蔵人の作業を見ながらの説明があり、ほんのちょっとだけ酒造りにさわってみて、すっごく勉強になった。
座学で学んだあれこれが、ああこういうことか!と腑に落ちた感じ。

長野に戻って、灯明まつりを見学。

本堂のライトアップ(写真を見る限りかなりけばい…)は時間の関係もあってパス。
参道の灯篭を見て歩く。

日が落ちた街、歩行者天国になった道に並ぶ灯篭は幻想的で、美しい。

灯篭の色に変化があったり、お店の前にキャンドルが灯されていたり…冬のピキーンと澄んだ空気とよく合う風景^^

最後は志もだで懇親会。

村松さんが運んでくださった、角口酒造店のお酒を飲みながら美味しいお料理をいただく。

お話が楽しくて、もう写真をとるのも面倒くさくなり写真はここまで(笑)
早起きして飯山まで駆けつけ盛りだくさん、中身の濃い1日だった、大満足。
お酒はどれも美味しかったけど、この冬限定のittou(イットウ)はすっきりとした切れの良さと旨味のバランスがよくて、とても美味しかった。
購入される方はこちらから。
来年はもう作らないお酒だそうですよ!
Hurry up!!!

2015/5/16 土曜日
京都での呑み食い(2日目)
京都での呑み食い(2日目)。
寝ている間に雨が上がってよかったねぇ、雨に洗われて街が綺麗よ。
ホテルのある四条烏丸からてくてく歩いて、イノダコーヒ本店に向かう。

以前から憧れのイノダコーヒ本店の朝ごはん。
しばらく前に敬語で旅する四人の男を読んで、やはり行かなきゃ!の気分になり、皆さんに付き合ってもらった。
レトロな店内で、京都の朝ごはんならこれ!の朝食セットを食べる。
オレンジジュース、クロワッサン、スクランブルエッグ、サラダ…充実した朝食でエネルギー補給。今日も歩くぞ!

レトロなカップにしっかりとした味のコーヒー。
ご近所にこんな店があって休日の朝をゆっくりと過ごせたらいいなぁ。

修学院離宮の参観で約3kmを歩き、朝食で補給したエネルギーを使い尽くした私たち(ホントに使っちゃったのか?)は、タクシーで東山に移動。
ねねの道にある羽柴で京ゆば膳を食べる。
もちろんビールで乾杯♪付き^^
湯葉、生麩といった食材は年齢とともにどんどん好きになってきたもの。
若い頃は肉や魚がメイン食材だと思っていたので、生の湯葉が贅沢という感覚はなかったかな。
とろとろの湯葉あんをかけたごはんがすっごく美味しい。
これは挑戦したい味。

湯葉グラタン。
湯葉とチーズの組み合わせがとても新鮮。

羽柴の広い窓から、八坂の塔が見える。
観光客としては、とても嬉しいローケーション。
修学院離宮からのタクシーの運転手さんはとても楽しい方だった。
「高台寺の横?ねねの道にあるお店か?なんていう店?…羽柴って、なめとんのか?」
高台寺横の羽柴はふざけたネーミングなのかなぁ。大阪城ではなく、京都で暮らすことにしたねねさんは何を考えていたんだろう?
とっぴんぱらりの風太郎を思い出してしまった。

三十三間堂から四条に戻って、お買い物の前に一休み。
どこかでお茶でも…が、鴨川べりで冷たいビール!になっている^^
四条大橋を歩いていて、東華菜館の床でビールを飲む人たちが見えた。
いいなぁ…場所代はどのくらいなんだろう?とお店の前の掲示を見たら場所代は不要とのこと。
予約の時間まで…ということで、眺めのいい席に案内していただく(ラッキー)

鴨川を挟んだ南座を眺めながら、最近新刊を読んだばかりの有頂天家族(有頂天家族 、有頂天家族 二代目の帰朝
)を思い出した。
南座の屋根から鴨川を超えて東華菜館の屋根へと飛ぶ、狸と天狗を妄想(笑)

昨年、まどかちゃんから「桂離宮の特別拝観に行かない?」と声をかけてもらって今回の旅行になった。
横着たんぽぽが、わぁ〜、行きたい!って言ったまま何もしていない間に、桂離宮と修学院離宮の拝観申し込みの諸々やってくれてありがとう。
新幹線とホテルを予約してくれたこずみさん、旅行中の会計係をしてくださったmaruneさん、みなさんのおかげで楽しく快適な旅でした。
大感謝です。

新緑の京都(2日目)
新緑の京都(2日目)
心配していた雨は私たちが眠っている間だけに降り、目が覚めたら上がっていた。
誰かの行いがとてつもなくよかったのだろーか?

朝食を食べた帰りに六角堂に立ち寄った。
正式の寺号は頂法寺、本堂が六角形なので六角堂と呼ばれているんですと。
ビル囲まれた小さな一角に静かな時間が流れている。

十六羅漢像。
らかんさんが そろたら そろそろ まわそじゃ ないか♪というフレーズを思い出してしまった。

本日のメインは、修学院の参観。
見学のはじめの御幸門。

下離宮の寿月観。

中離宮の中門。

中離宮の楽只軒。

中離宮客殿の「網干の欄干」

中離宮客殿の杉戸。
祇園祭の鉾の絵の筆者は狩野敦信。
鯉の絵の筆者は円山応挙と伝えられているそうな。

上離宮、隣雲亭。

上離宮、窮邃亭。

パンフレットでは窮邃亭の雨戸は開いているのに、この写真ではしまっているのは、お猿さんの襲撃を避けるため。
まあ、お猿さん達は襲撃しているつもりもないんだろうけど…

上離宮から、京都の市街地を見降ろす。
車もない時代、ここまで来たらかなり遠くまで来た感じだったと思う。

山の中で育った私にとって自然とは手を加えない天然のものだった。ここではこれでもか!というほど手をかけて管理された自然がある。
自然に見えるように手をかけることを何百年も続けてきたって…なんだかすごい。

浴龍池にかかる土橋。
ひろーい敷地内、どちらを向いても絵になる。
紅葉の季節にもここを歩いてみたい。

昨夜の雨に洗われて、緑がホントに綺麗。

竹とんぼのような形の赤い紅葉の花…って思っていたら、これは種なんですって。
これが風にのって飛ぶところを見て見たい。

東山に戻ってお昼を食べたついでに、八坂神社でお参り。

電車に乗って七条まで移動して、三十三間堂へ。
三十三間堂と言えば!の、ずらりと並んだ千手観音立像は撮影できないので、外から本堂をパチリ。
広い敷地に建てられた大きなお堂に入ったら、ぴかぴかの観音さまがずらりと並んでいる…当時の人から見たら、この世のものとは思えないような世界だったんだろうと思う。

昨日とおなじようなことを書いてしまうけど、このお堂が建てられた頃の強度計算とか測量ってどうなっていたんだろう。製図するのだって、筆を使っていたはずでしょう。
高いところに凝った瓦を飾るのにも、クレーンもなかったのよねぇ…。
日本人、すごいぞ!と素直に感心。

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