春菊の花が咲いた。
ああ、確かに君はキク科の植物なんだねと再確認する可愛い花だ。
プランター栽培の春菊の葉を摘んで、サラダに使っていた。
食べどきを逃したら茎がスッと伸びて、蕾をつけた。
アブラナなどの花をつける茎のことを薹(とう)というのだそうだ。
「薹が立つ」というのは、もとは草木が育ちすぎて実や芽の食べ頃を過ぎたさまを表す言葉。転じて若い年頃を過ぎるという意味に使われる。
主に女性に対する侮蔑の言葉なのかな。
失礼な!薹が立ってからが、花も実もある人生なのよ。すっかり薹が立ちきったおばちゃんたんぽぽはそう思うのだ。
こちらも可憐なタイムの花。
ハーブの育て方にも、花が咲く前に取り除くことが推奨されている。
いいよ、いいよもっとのんびりゆるく行こうよ。
可愛い花を咲かせていいよ。